自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いまごろになってレビュー『湯けむり温泉芸社』(前編)

Category: 上映会・作品感想  

人造犬クドリャフカー



■DATA
●題名:映像温泉芸社上映会その17『湯けむり温泉芸社』
●日程:2010年2月21日(日)
●会場:野方区民ホール(西武新宿線野方駅下車徒歩3分)
http://chizuz.com/map/map5172.html
●時間:開場13時00分/ 開演13時30分~17時30分
●入場料:1000円
●上映作品
 【芸社社員作品】
 ■人造犬クドリャフカ 【中村犬蔵作品】
 ■空気アマゾネス~AIR AMAZONS~(完全版) 【酒徳ごうわく作品】
 ■不良天使 【赤目作品】
 ■ウンコぷり夫くん THE MOVIE 【でぼんちょ作品】
 ■芸社通信 【亜乱陶氏作品】

【招待作品】
 ■タイムショック関根先生 【高岡晃太郎作品】
 ■新作アニメ・ふらんくフルート【伊勢田勝行作品】
 ■海女ゾネス ~逃亡のシーン~【AC部】

【スペシャルパフォーマンス】
 ■冷蔵庫マンこと飯塚俊太郎さん



「俺はかつて、バカ映画作家だった・・・
 何本目かの作品を撮り終えた時俺は直感した。潮時だと。」
・・・・これは、一切の過去を清算して秘境の温泉宿で働く決心をしたある自主映画作家 の記録である。


今年で13回目を迎えた自主映画団体「映像温泉芸社」の本祭での今回の括りは
「湯けむりスナイパ」をベースにしたパロディだということは普段の彼らの言動から分かってはいたが、その後の告知展開が広がらず「あれあれ?」と思っていたら上映会当日となっていた。
その日なんか人と会うのがスゴク億劫な気持ちになって家を出るまでに何度も「出かけなくて良い」理由を探したが、そんなものあるわけも無く、さりとてダメな理由を創作するほどの熱量も無く半ば「なんか覚悟を決めたような気持ち」になって家を出た。
案の定グズグズしたおかげで遅刻した。

会場に着くといつもは自主映画ではあり得ない行列はすでに無くオープニングの映像が始っていた。
今年も相変わらず満員のようで映像が流れている会場が暗い間は空席が探せず入り口のドアの脇でしばらく立ち尽くす。
で、最上段に席を見つけて駆け上がり何とか一本目から見ることが出来た。
ゆけむりスナイパーはカケラしか無かった・・・・。

テーマが変わっていた・・・・・。
 
■空気アマゾネス~AIR AMAZONS~(完全版) 【酒徳ごうわく作品】
空気アマゾネス
えあー!えあー! って泣くんだよね

第12回の国際ニコニコ映画祭での大賞受賞作。
すでにネットで見ていたからストーリーは知っていたが大画面で細かいところまでちゃんと見れたのは初。挑む先が見つかったからか単に猛烈な金欠感からか賞金出るところに撮っては出し、撮っては出しでまたいろいろ奇妙な注目を浴びている(笑)酒徳ごうわく節は健在だった。
虫とか魚とか小さいものが『たくさんうじゃっといる系』って人間なぜか一律に恐怖を感じるんだけど、まさか空気嫁にまで同じ作用が起こるなんて・・・・・・。
撮影シーンの中に通りかかった犬が乱入なんてのは彼らが一様に「バカ映画の神が降りた」と大喜びするシチュエーションだが、これって映像の中の出来事が実は作り物であることを露見させることになるので本来はNGなんだけど笑ってしまう出来事であることは確か。彼らの天秤ではフィクションを演じ続けることよりも笑えることを優先するんだ。という驚きは遥か昔・・・・あれから13年かぁ。
ところで、現地に置き去りにされた隊長はアマゾネスたちの要望を満たしたことになったんじゃないのか?


■芸社通信 【亜乱陶氏作品】
写真無し
写真紹介がしにくい作品


お馴染みのスライドショー形式の作品。
毎回この映画祭(笑)の上映テーマの背景やそこに至る経緯を優しく説明してくれる「大人の作品」
作者のクソ真面目さというかなんでも真面目にしないと気が澄まない性格を反映してるのか、とにかく何でも小難しい理屈を並び立てて見る方を煙に巻く(というより納得させる・・・・?)スタイルはイベントでしか成立しないものとはいえ割と好き。このパートは他の芸社メンバーとはあまり共通点を見出せない独特のスタイルで昔から頑固に変わっていない。
で、今回のイベントではここで上映テーマの大転換が発表された。

実は映像温泉芸社も少子高齢化問題に直面していたのだ。
メンバーの90%(推定)が高齢者(40歳以上)という
限界村だったのだ!

■冷蔵庫マンこと飯塚俊太郎さん


今年も来た。
何気に調べて見たら最初は俳優として活動してたんだね。
3回目ともなると客層のことが理解できたのか伸び伸びやっていたような。
去年の俺の感想で「ネタ」と「ネタ」の間の会話がミソだと気付いたと書いたけど。
一人コントの場合、ボケもツッコミも一人でやら無くてはならないが、それ自体はすでに落語という技術が成立しててスタイル自体はなじみが古い。ただお笑い芸人の場合リングがもう少し広いので、そのテクニック・バリエーションとしての技のひとつが客とカラム、客転がしなんだと今回分かった。最近見ないが桜塚やっくんなんかもその手の技術の系譜だよな。
そういう点で言えばこの技法は客が冷えたときの方(諸刃の剣だけど)が拾い易いんだと納得。
つまり冷蔵庫マンという際物の極地にいながらも基本は会話・対話によって構成していくという点では忠実に原則どおりだということか。
それだけにこの手の客ころがし芸人がテレビでの露出が限られてるのはその観客がいないことなんだろうな。と想像してみる。本当はどうか分からんけど。
年々馴染んできているが下手に迎合してオタクネタに行かないところが好感を持っている。
来年も来るのか?

■人造犬クドリャフカ(前編) 【中村犬蔵作品】
 レビューは後編にて

■ウンコぷり夫くん THE MOVIE 【でぼんちょ作品】
なにわ天閣にあこがれたARASHIにあこがれて作品を作ったというでぼんちょ監督って・・・・、
去年中村犬蔵に影響されたと言うとったがな!!
正体を隠す気があるのかないのかさっぱりわからん。

同作品の実写版にあった表現上のタブーを笑いでデコレーションして押し付ける凶悪さが、メインキャラクターのウンコプリ夫君を可愛らしい3DCGにしちゃって台無しに(w)。
まったく違うんだけどウゴウゴルーガ(プリプリはかせ)を思い出しちゃった。
プリプリはかせ


■不良天使 【赤目作品】
絵と登場人物が汚らしい(笑)から損をしているが、内容は星新一に少し辛味を交えた上品な風味のショートショート。
でもやっぱり映像と登場人物が汚いからとてもそんな雰囲気は無い。
一人の人間の葛藤を天使と悪魔に例えるのは普遍的な表現だけど、出張してきた成績不良の天使と出来の悪い悪魔の勢力争いが個人の葛藤にしか結びついてないという小さい小さい世界で帰結させることがアウトマンらしさであり赤目君らしさか。
その葛藤も母の残したプリンを食べたかどうかでしかないってところも自主映画(さらにいえば個人映画)ならではの小ささで、映像の舞台もこれまた小さいウサギ小屋の中だけの室内劇という何から何までが小さく閉じこもっている臆病なウサギのような作品だったなぁ。
見習い天子の輪ッカ(光輪)が小さいという細かさも小さい世界ならではの気配りか?
不良天使
何が写ってるか分からん!


■海女ゾネス ~逃亡のシーン~【AC部】
今回は食い足りない感炸裂。
早く全編見たいなぁ。
amazonesu
この写真は今回の部分とは違います!


■タイムショック関根先生 【高岡晃太郎作品】
「激情版 エリートヤンキー三郎」の初回限定版プレミアムエディションだけに入っている特典映像
やっと商業市販されるソフトでこの男の作品が見られるようになったのかと思うと10年以上の古い付き合いだけに感無量・・・・・・・・。
タイムショック!関根先生
秀逸な絵だな。

ってか遅過ぎ!
原因は作品以外の才能が無さ過ぎる極端な偏り。
社交性・社会性・ファッション・外観・学歴・ある種の狡さ・受賞暦 etc.

この作者の誰も追随できない世界観は二人のこれまた濃い役者を得てどんどん完成度が高くなっていってるような。この作者の才能が大きすぎて全体の輪郭が見えない。実物は小汚いオッサンなのに。
それにしても例え初回限定とはいえ商業ベースで展開されるってんだからスタッフとか機材構成とかきちっとしたものになるのかと思いきや、作品の内容も出演者もスタッフもいつもと同じというところにやっぱり「個人映画」映像だということに感激。
エリートヤンキー三郎の世界は高岡ワールドを全部許容できるんだ!!!

どんな映画なんだろう?
逆に興味が湧いた。






つづく。
スポンサーサイト
テーマ : 自主制作    ジャンル : 映画

Comments

« »

11 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
自主映画デサエアレバ傑作モ駄作モ大好ゥキデ~ス。

ダカラァ
商業映画ハ嫌イデェス!

FC2カウンター
FC2カウンター
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。