自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

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エンターテイメントを成立させる儀式はトンネルである!

Category: どうでもいい話  
俺の知り合いがmixiで宮崎駿の一連の作品について神話からの類似性から面白い考察をしていた。
ナウシカとトトロともののけ姫以外見て無いし元々そういうちゃんとした知識も考察力も無いので「はぁ~」「へぇ~」とその議論を見ていたが、そういう会話の中の一つに登場人物たちが異世界に入るためのトンネルについて述べていた件があった(と、思う)。
もう残ってないので記憶違いがあるかも知れんが要は東西問わず物語のなかで異なる世界へ行くときのアイテムというか場としてトンネル(あるいはそれに類する役割のもの)というのが使われていて、それが宮崎駿の作品にも色濃く反映されているみたいなことだと理解した。

で、この話で思いついたのが初めて野球場に行ったときのこと。
俺もそこそこの年になり大人と少しは会話が成立しかかった頃、親父が「高校野球見に行こうか。」と提案した。
大阪在住だが両親とも出身は高知県だということもあって異郷にあってのナショナリズムを刺激されたせいか夏休みに連れて行かれた。

甲子園球場というのは西宮市という兵庫県でも神戸市に次ぐ大都市で、景観的にはすぐ傍に阪神高速道路が通っているところなんかは甲州街道沿いの風景に似ている。最寄り駅の阪神甲子園駅からは当時はいかにも応援に来ました風の人間が多いことを除けば関西のどこにでもある商業地と何ら変わりは無い。
電車を降りた直後の風景なんて一体自分の家からどれくらい離れてるかという感覚は無かった。



旧:甲子園外壁
名物の蔦は改修によってもうない


ところが入場件売り場に並んでもぎりのゲートを入るとひんやりしたコンクリートの冷たい空気がよどむ暗い空間が続いた。夏の真っ盛りの炎天下の風景から真反対の空間に足を踏み入れあまりの場違いさに「何か間違ったところに来てるんじゃ?」という気すらした。
が、むき出しのコンクリート階段を上がっていくにつれ、次第にブラスバンドの演奏や金属バットの音とそれに続く重量感たっぷりの地面の下から沸きあがる歓声が聞こえてきて、俺の顔はまさに破願した。


 

甲子園球場(一塁側外野席)
うわ!うわ!うわわあわわわ~~~~~!が俺の第一声だった



暗いところに慣れた目が真夏の屋外光用に切り替わった時に見えた光景は都会の真ん中にあるとは思えないくらい広く広くあまりに広く、灰色のコンクリートばっかりだった街中とは思えないほどキラキラでピカピカして原色だらけで一体どこにそんな空間があったのかと思うぐらい日常と違った光景だった。入場ゲートとスタジアムの階段というトンネルを抜けて異空間に自分達は辿り着いたのだ。

今思えば、スタジアムという設備はそういう黄泉のトンネルをくぐる役割を果たしていたような気がする。
ゲームに集中するためにしろ、手の届かないスター選手がいる空想の世界を隔てて確立させるための儀式として観客は必ず暗いところをとおって異世界へ入ったことを約束させるような。

おそらく一旦暗いところを通って異質な世界に入る儀式は人間にとって「それはそれとして」と一旦断ってから話題を変えるのと同じぐらい自然で、なおかつ必要なことではないかと。

ゲームが終わって高知県の高校が勝ったのか負けたのか覚えてないが、本当は行くのを嫌がって面倒くさがっていた俺が帰る頃にはすっかり興奮していたことは覚えている。
トンネルの向こうからこっそり持ち出した興奮を懐に入れ、帰りに電車の中で時々ひとかけらを口に入れほふほふしながら帰ったと思う。

宮崎駿作品と神話との考察は理解できなかったがその会話の中で黄泉の国へと至るトンネルのことは俺にそのことを思い出させた。




そういう意味では俺の知ってる中で唯一異質なのはディズニーランドのゲートの設計。
あれほど中と外の世界との連続性を拒むセオリーの割には開放的な設計なんだよね。
借景は絶対にしないということで作りも外から中を見せないじゃなく、中から外の下賎な世界が見えて白けてしまわないようにというのがあそこのコンセプトなんだよな?

まぁ俺の連想が間違っているだけなのかも知れんが
どちらかというとアメリカ人はそんなお約束(儀式)が必要ないくらい日常に異常を持ち込んでるんじゃないか?
と考えた方がしっくり来る。
だから戦争なんていう黄泉の世界の行事が簡単に出来るんだ。


TOKYOディズニーランド
あのネズミのどこが良いのかさっぱり分からんのだが・・・?




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どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
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