自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

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龍馬伝 NHK

Category: テレビ  
初めはカミさんの方が熱を上げて見始めたものの
幕末という時代が抱える進展の複雑さに根を上げて
なぜか俺だけが見続けているという不思議というか当然というか・・・・。
昔からNHKの大河ドラマはあまり見ない(というかとにかく毎週1回の連続ドラマという奴が苦手)ので半年見続けてるというのは俺にとっては数少ない経験。

龍馬伝TOP


とはいえこれまでのところ一番感じるのは
かつてのスタジオ感丸出しの情緒もテクニックもはしょって「文字をただ動画への置き換えただけ」の作り方だったこのシリーズがまたえらく凝って作ってることにビックリ。
確かに毎週45分の映像作品を撮り続けることがいかに大変とはいえ、民放がとっくの昔からドラマ作りや絵作りに限界があるにせよ、あれこれ工夫していることに比べると「大河ドラマ」だけは「NHK風 大河ドラマっぽさ」であることの価値にしがみついて出来の悪い水戸黄門化してしまい、若い層の視聴者をつかめなくなっていたことは顕著だった。もっとも、現場の人たちは本当はとっくの昔から「もっとドラマらしく・映画らしく」みたいな思考はあったと思うけど、たぶん昔から大河が好きなおじいちゃんからすれば「これまでと同じ大河ドラマの撮り方であること」の方に価値があったんでおいそれと逆らうわけにはいかなかったんだろう。それがここに来てやっと過去の栄光の残滓を捨てたのかと思わせる大転換は「もう残りわずかの年寄り相手じゃ大河というジャンルすらつぶれてしまう!」という恐怖の裏返しかもしれない。ここんところの画面のドラマらしさをみると「大河やっとかよ」と思った。しかしそれにしちゃぁ、週一テレビとは思えないくらいカット割の多さと構図の凝り具合が「大河、そこまでやるか!」とも思う。
まぁなんにしろあのNHK大河がやっと画面の情緒でドラマを語ってくれて嬉しい。

 
ただ独特の画面全体がグリーンかかった映像がどっかで見たことあるなぁ~ って思ったら。
ハゲタカ(NHK)を作ったのと同じ大友啓史監督だったのか と納得。
いや、別にこの人のことは知らないが、ハゲタカは見てたので記憶にあった絵だったということで。
あまり他所では目立たない大森南朋の武智半平太のはまり具合が良し。

この撮影方法の画面で一番効果が出てるのが長旅の跡の誇りっぽさの表現。
これまでのスタジオ撮影大河でも一生懸命衣装を汚したりしてたけど、どうもくっきり写りすぎるせいか、作り物っぽさが強く出てまさに「記号的に汚れてるを理解」する だったのだが、いかにも汚れてます!といった感じが出てる。
そうそう、あと坂本一家の面々が土佐の風土のせいか男も女もまっ黒に焼けて又じっとりと汗ばんでるところなんかいかにも土佐郷士風情感が出てこのシーンは今でも出てくるのが楽しみだ。
あと「水戸黄門」と比べるとカツラの境目の隠し方が上手いね。
地デジ化に向けてこの辺の粗はかなり目立つが、単に新しいメディアの歴史が古いことから来るノウハウの蓄積の薄さだと思っていたけど(そういえば感想けっきょく書かなかったけど「カバチたれ」の中村雅俊のメイクはひどかったなぁ・・・・・。地デジは毛穴もくっきりどころかドーランの粒子までくっきりだったよ)、馴染むのも早かったね。

これを期に今後もずっと時代劇が「変化に弱いじじぃ・ばばぁ専用のノスタルジィのために記号化された中で見るもの」から脱してくれればなぁ。と割と本気で思う。
だって、「大河ドラマ」ってのは暴れん坊将軍や銭形平次や遠山の金さんではなく「歴史」をあつかう一種のノンフィクションでもあるからだ。

概要的なことから外れてもう少しこのドラマに立ち入った感想をついでに。
坂本龍馬とその周りの人物像の中でやはり武市半平太の存在は避けて通れないのだがこのドラマでの半平太の人物像の歪み具合がすごくいい!
人間が分厚くなった。これは龍馬の大らかさや開放感や自由闊達さを強調対比させる為に特にダークな部分を強調したせいだと思うが、俺には逆に『正邪・明暗・強弱常に両面性を併せ持つのが本来の人間』という価値観からみると半平太の方が生き生きとしてて、逆に福山雅治の龍馬が嘘っぽくなってしまった。
悩んでいるところも苦しんでいるところもお行儀良すぎて・・・・・・・。

武智瑞山半平太(大森南朋)  

ただし、国民のためのNHK、国民のための大河 というのであれば、たぶんあの選択は正しいんだよなぁ。
熱意も知識も有る武田鉄矢の龍馬より(例えずっと今より若かったとしても)も福山龍馬の方が万人に好かれる龍馬になるだろう。とはいえ意外と武田鉄矢の勝海舟は違和感ないね。


あと少しウザイけど香川照之の岩崎弥太郎も歪みに歪んでてとてもステキな人間像になっている。
この二人の役柄は俺好きだなぁ。俺もやってみたいなぁ。

岩崎弥太郎(香川照之)

さぁ、いよいよ後編。
後世の我々から見ると「坂本龍馬」は知名度ナンバーワンを争う人物だが、同時代のあの瞬間(昨日は池田屋の変あたり)では世間的にはまだまったく無名の人で、他藩の人から見れば全然「知らない人」か「ああ、知ってるけど、オモロイだけの人やで」に近い。
過激だったり先鋭だったりした周りの人間が次々と非業に倒れていく渦中にいながらも本人はまだ「どうしていいか?何が出来るか?」がイマイチよくわかっていない。
しかし外様大名のくせに幕政に口を挟みだし、又それだけの実力を持つ西南雄藩の薩摩・長州には有能な藩士は数多くいたが、半平太と土佐勤皇党をなくしたことで土佐は外部的への「窓口が無くなり」輪に入れなくなってしまう。藩の外からも中からも誰か代わりの人物はいないか?と皆が注目し始めたときになってやっと「坂本龍馬」の姿がみんなの目に写るようになる。

っていうのが来週以降の感じですか?
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テーマ : 龍馬伝    ジャンル : テレビ・ラジオ

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どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
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