自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

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坂本龍馬って美化され過ぎてんじゃねぇの?

Category: どうでもいい話  
答え=され過ぎてるけどお前らレベルにまで下げられる程安っぽくもねぇよ。

坂本龍馬全身

歴史上の人物が後世の人による物語や小説やマンガやドラマやもろもろのメディアによって美化されて実像からかけ離れていく現象は多い。
昨日書いた『龍馬伝』の主人公の坂本龍馬もそういう人物の一人だ。
そのせいで時期的に龍馬叩きはネット上でも盛んらしい。
現代人の龍馬像は殆ど司馬遼太郎が作り上げたものといってもよく、その影響がどれだけデカイかというと「映画・ドラマ・マンガの中では誰が作っても龍馬像だけはブレない」。
歴史的にはほんのちょっと前(w)のことなので写真も含めた一次資料が豊富なためそうそう大外れもし難いのだが日本人のあこがれる「善人」の一典型を生み出すことに成功した司馬遼太郎の足跡は龍馬に関する限りおそらく今後100年以上変わらないくらい固定されてしまうんじゃねぇの?

俺自身も坂本龍馬はまさに「竜馬が行く」から入った人だし、それも二十歳になったばかりの青々しい頃だったから一発でやられた口。それだけに「もっと知りたい」と思い、いろいろ資料を買ったり読んだりするとまぁ彼を飾る魅力有るエピソードのいくつかが(御前試合の優勝や千葉道場の免許皆伝にまつわる疑惑など)どうもフィクションだったことを知らされな~んかガッカリしたものだ。
 
とはいえネットで見られる「龍馬美化され過ぎ!」といっている人たちの根拠を読むと
嫉妬丸出しなところが面白い。
いくつか紹介すると

●「死の商人やんけ!」
 って。そもそも武士は軍人ですが?
●「自分を捕まえに来た警察を二人切り殺して逃亡w 」
 多分寺田屋のことだろうけど、正しくは射殺ね。
 すでにこのころは日本国家は事実上、幕府と朝廷とで二元化してるため幕府側の逮捕の正当性が成り立たなくなっている。
 ましてやこの逮捕劇は彼自身が当事者でもある対幕府戦争を前提にした薩長同盟の締結後のできごと。
 敵側の捕縛にどうしておとなしくつかまる必要がある?しかも双方武士(軍人)だぜ?
 というか本当庶民目線だなぁ・・・・・。
●「(薩長同盟や大政奉還)それほど重要な役割は担ってなかったんじゃないのか」
何を根拠にそういってるか分からんが、事実その為に多くの人が同じ目的の為に動いているのは確かで誰か一人の手柄に帰結することは出来ない。
戦国時代みたいに大将だけの切った張っただけでは世の中動かなくなっている。巨大な軍事力を持つ幕府を相手にするため(もうハッキリとみんなの目標は倒幕)バラバラだった諸藩を結合させようとしたので一人で出来るわけがない。が、だから幕末にたくさんヒーローが出てきちゃったのは必然だったのだ。
さらにいえば、石高は=軍事力でもあるけど400~500万石の動員力を持っている幕府(1700年ごろ)を相手に合わせてやっと100万石強の薩長だけではまだ弱いのでもっと多くの藩を結合させる必要が会った時に龍馬はすでに土佐のエージェントだった。
彼を窓口にすれば(しなければ)土佐の藩論をまとめることも出来たし土佐の内情を知ることも出来た。土佐にそっぽを向かれては薩長同盟だって維持が難しくなる。どっちも必死だった。
「大阪城は秀吉が一人で作ったんじゃなくて大工が作った」と言い張るのと同じくらいの小モノ目線。

龍馬書簡薩長同盟裏書
 同盟したにもかかわらず どうしても薩摩が信じられない桂小五郎が
龍馬に裏書保証を求めて書いてもらった現物。
薩摩のエージェントでもあった龍馬への信頼はデカイ。



いくつかあげたけどこんな具合。
根底は嫉妬だけどその論拠はピンポイントで押さえた「坂本龍馬」の知識からだけで発言していること。
こういっては自分の首を絞めるけど、こういう訳知り顔の連中の中の多くが「誰が竜馬を殺したか!?」とか「坂本龍馬100の秘密!」とかいった類の色物・際物から入っている。そういう人のいうことは細かい部分で不気味なくらい詳しいけど、しょせん重箱の隅だけで世界を語っている感がダダ漏れで嫌い。
デカイ大河の流れの中に人は存在し事件が起こる。「歴史」って細かいところばかり見てると自分の位置が分からなくなるからもっと高い位置、もっと広い視野からそれぞれの事件や人を見つめて位置を探して決める学問だ。
重箱の隅ばかり見てると、それが重箱でないことにも気づかなかったり重箱の外の蒔絵の美しさに気付かなかったりするぞ。

それにしても
●「薩長同盟のアイデアはパクリ」には笑った。
アホか!?
日本中の藩が借金や飢饉から立ち直れずヨタヨタになってる、あるいは今後どうして良いか分からなくて右往左往してばかりの中にあって、早くから財政の建て直しに成功し科学力も統率力も軍事も政治も持った数少ない実力藩である薩摩と長州が当時どんだけ仲悪かったか?特に薩摩に対しては長州人は全員「薩摩人を皆殺しにしよう!」と誓い合っていたほどだ。
でもこの強い強い藩二つが手を結んだら「滅茶苦茶強いぞ!」と、誰もが思ってた。ただ殺し合いたいくらい憎み合ってるこの二藩をどうやって同盟させるか?っていうのはアメリカとロシアが手を結んだら最強だぜ!と同じ感覚だ。みんなそう思っている。だけど「分かってるんならお前やれよ」といわれても誰も出来なかった。
「思いついたから偉い」んじゃなくて実行して実現したから偉いんだ!
ついでに言うとこの同盟を計画した人間は他にもいたが、独立独歩自決主義の薩摩が唯一頼りにした他藩の人間は坂本龍馬だけだったことが同盟締結の大きな力になった。

 桂小五郎 西郷隆盛のような人


今本当に日本中が龍馬ブームだ。
でも教科書には「坂本龍馬」は一行しか出てこない。
「坂本龍馬の斡旋により薩長同盟が成立」だけだ。
(修好条約とか和親条約みたいな仲良しごっこじゃなくてこれ軍事同盟だからな!)
ただ、誰も出来ない事をやり遂げたから今後も絶対に削れない一行になっている。


中岡慎太郎 
 どうしても紹介したかった中岡慎太郎の写真。
幕末志士写真の中で唯一笑顔で撮られている。
彼だけが写真を「肖像」ではなく「ポートレート」と誰よりも早く捉えていたのかも?

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どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
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