自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

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B-DASHの三回目(ブログでは2回目)

Category: 上映会・作品感想  
前回に引き続きBABA CHOP。主催による、持込自主映画上映会 B-DASH(7月21日)に出品者として参加したときの感想。
都合、三回目の参加になる。
当初の目論見であった参加者の立場でイベント主催者を見るという目的は達成できたものの、密かに企んでいたもうひとつの企画はできずじまい。
が、この回で俺の作品の中で辛うじて他人様にお見せできる短編は尽きた。
まぁ十二分に楽しんだので、これで良しとする。
しかし本当の俺の楽しみはこれからだ!
 
●「前夜」洗井続久監督
コンテスト系の上映会ではやたらと類似品を見る等身大女性のモノローグから始まる日常のドラマ・・・・・・。
この手の話は嫌いでもないし、実際に予算も実力も無く、特に変わった人生を送ることの無い平均的であることが特質の日本人には作りやすく、また先の条件にもっともシビアに縛り付けられる「大学映画研究部」だとどこの学校でも毎年文化祭で2~3本は見られる分野。
この手の脚本ってテンプレートでもあるのか?というぐらい、どれも内容も似通ってくるが、この作品もそれなりに違いはあるが、印象に残るほどのドラマでもなく、鑑賞感は快感も不快感も無く・・・。
複数の監督の合作脚本だということだが、そういうやり方にした理由がよくわからん。そう聞いて分業による色合いの違いが出てたようにバラバラしていたのはその為か?とも思った。
すごく日常的な台詞があったかと思うとやたら芝居芝居した台詞があったりでちょくちょく感情の足取りが石につまずくように止まる。
ストーリーを箇条書き的にあげれば(細かく思い出せないが)そんなに悪い話でもないのだが、統一感を欠いたことと練りが足りないことが目立つ未熟児のような作品だった。
もう少し練ったら良くなりそうなんだけどなぁ?

●「Pray」林和哉監督
この監督の作品は3本目になる。ずいぶんB-SHOTでは馴染みのようだが今回も練習作らしい。何をどう練習したのかさっぱりわからない。
ストーリーはまさに練習のためのものなので答えようも無い・・・・・・。はぁ、そうですか。というしかない。
前にも書いたけど「お客さんはいくら真面目で熱心でも、練習風景より、試合を見たいと思うんだが?

●「熱球物語DX」 小原茂樹監督
作品の前に監督自身のトークがあるのだが、このときに「映画で泣かせるのはガチガチの公式があるので、笑わすことの難しさに比べればぜんぜん簡単だ。その「泣かせ」の方程式での許容限界はどこか?というのがこの作品のテーマで、もしこの熱球物語を見て「(涙腺が)ぐっ!」ときたらそれはあなたの負けです。」
みたいな事をしゃべった。
とっさの思いつきだが、旨く言ったもんだ。

マスターテープにかなりガタが来ているらしい。
相変わらず子供にはウケるなぁ。

技術的なことはともかく正直、俺にはこれ以上の作品もう作れないような気がしてきた・・・・・。

●山岸信行監督 VOODOOBLOODシリーズ三部作一挙上映
第一話「闇から響く声」
第二話「呪われた町」
第三話「地獄への扉」


3本まとめてだと。

やりたい放題やなぁ・・・・・・。
役者や機材や衣装・小道具など目に映る部分での拙さが目立ち、ドラマに入っていけない。
やろうとしていることは真面目で真正面なのだが、真面目であればあるほどカラリと「まだまだ下手くそだなぁ♪」と笑い飛ばせなく、それがさらに苦痛を押し付ける。
商業映画のような予算や技術・機材はアマチュアだから使えない、だけど今もてる限りの力を一生懸命つぎ込みました。というのはわかるが、結局それが「拙いレベルのもの」でしかない。
そこをそれでも真剣です!と言われてもなぁ。という感じ。
見る側の許容範囲を超えてもなおその拒絶を許さないんじゃ無いかという真面目さは息苦しくて最後までぜんぜんリラックスできない。
とにかくドラマがどうのこうのというより前に一番感じた感想(感情)がこれ。

第一話は完全に独立した作品だが、それを引き継いで話を2話3話と作られた作品のようで、それぞれ少しずつ目先を変えて単純な連続ものにならないようにしているが結局付け足しものにしかなっていない。
まずお話を覚えていない・・・・・・・・・。
相対的なものだが、結局単純で芯がちゃんと1本に絞られてる第一話が(アマチュアなりに)一番面白かった。と、後から思えるのが不思議だ。

でも俺も昔「吸血鬼とゴーゴンと狼男と天使が一緒にエクソシストとレストランをやる」というそれはそれは惨い作品を作ったことがある。
あれを自己紹介用としてあちこちに見せて回っていたころを思い出すことはホラーより恐ろしい。

しかし聞くところによるとこの監督はこのB-DASHにほぼフル参加だとか。
作る側から見ればそれは絶対に正しいやり方である。という気持ちと、いくら愛着があるとはいえ、自分のお古を引っ張り出して全部見せるその先に何を求めるのか?という疑問と半々。

●「ART」 マッドシティ監督
まったく関係ない通行人にカメラを向けて、思いっきり罵声を浴びせて、反応を写し、それをあちこちでやっている一本目はドキッとしておもしろかった。不愉快でありながら良心をさくっと痛める感覚がちょっと刺激があった。だけどアイデアが良いのだが思いつきどまり。
もっと素材を集めたらものすごい物ができる予感を自分でやってて感じられてない、あるいはそれを捨てたところにただのドッキリカメラにおわったところが幼稚さダダ漏れ
2本目:つまんない。やった本人はすごいと思うんだろうが。同じの良くあるんだわ。それも30年前から。


●有限会社劇団デボ  宮田けい
BABA-CHOP主催の宮田氏の作品。
上映前の説明どおり、Pニューマン・Rレッドフォード主演の名作「スティング」に憧れて作った詐欺団の物語。
株のネット取引を通じてヤクザから金を巻き上げようというのがメインのストーリーなのだが、全編に渡ってとにかく余計な装飾ばかり多くて話の温度が下がる下がる。
それ必要か?と思うような撮り方や演出が続く。いろいろ種や仕掛けが詰まっているのだがあまり必然性が無いのでけっこう邪魔。
基本的にこの人は足し算が下手だw。

でも、一番特徴的なのは「撮ってて楽しい!演じてて楽しい!」が満載でその喜びがダダ漏れなのだ。
いかつい顔でオカマを演じたり、出てくる度に衣裳が違うコスプレ女とか、やたら子ども声のヒロインとか、ヤクザはヤクザらしくなどなど、登場人物たちは思い思いに自分の演じる役を楽しんでいる。
敵も味方もその他の人物も特徴付けて誇張と省略がなされ演じやすく漫画的で面白くしようと懸命にやっている(だいぶセンスが古いが・・・)。

が、問題はこの作品から聞こえてくるのはそればかりなのだ。
作品に対する評価が俺とまるっきり反対の人がいるのは、ここだと思う。
「演じる人」にとってはこの作品は非常に魅力的なのだ。
反面、演じない人にはその面白さは伝わらない。

先に書いた「余計な装飾」というのは、演者をもっと楽しませたいというところから出ているのではないかと考えると納得しやすいところだが、それが裏返って演じない人(ただ見るだけの観客)には余計な装飾と感じられるんではないかと。
そう思うと、あの身内ネタ満載のエンディングも納得がいく。
彼と彼らの仲間の記念碑なんだな。

でも、そんなこと客の知ったことかいな。

もうひとつ気づいたことだけど、びっくりするほどのトリックというわけでもないが、とりあえず基本どおり伏線もはってミスリードもして最後にどんでん返しと、材料は欠けてないのだが、なんか見終わったあとも釈然としない。
つまるところ物語の枠外に出ている登場人物に鍵を握らせることが、「出てない間に、あれしてました、これしてましたってのは、そりゃずるいだろう。」ということだと気づいた。

BABA CHOPおよびB-SHOTについての総評は次回!
誰も見ていないが乞うご期待!
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テーマ : 自主制作    ジャンル : 映画

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どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
自主映画デサエアレバ傑作モ駄作モ大好ゥキデ~ス。

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