自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

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必要悪というやつ

Category: 日常・雑記  
必要悪という言葉をリアルに描ける人って案外少ないと思う。
子供の頃その意味を「〝強すぎる悪〟は見逃さざるを得ない」みたいな意味と受け取っていたし
もう少し大人になっても「〝談合〟のように、必要以上の敵対関係を避けるための工夫」と思っていた。
東京に出てすぐの頃、ある小さな会社の経営者から「ヤクザの存在意義」について教えてもらった時に「必要悪」という言葉の凄みを知った。
その人がヤクザが弱者にとっても世の中にとっても必要な瞬間があるという。
たとえば、知り合い、または取引先、または親族などから借金を求められたり、保証人にされたときにちょくちょくそのまま踏み倒されたり倒産されたりして巻き添えを食った時に助かる唯一の手が「ヤクザ」に頼むのだそうだ。

Anton Kusters

ベルギーの写真家Anton Kusters氏のヤクザ写真集より 以下同じ 
 
家族や子供のために必要な積立なども差し押さえ荒れたり取られたりしたらもう泣くに泣けない。泣いて済む問題じゃない。自分には何の罪もないが法律上経営者は守られてる。ひどいのになるともう倒産するの分かってるのに「なんとかなる」とか妄想して金借りるバカとかもっと悪い奴は最初から逃亡資金にするために借りようとする輩もいる。
そこでヤクザの登場。もちろん返済された額の半分を輩に取られてしまうのだが、それこそ正攻法では責められない相手に対して非合法手段をとってでも(内臓売ってでも)取り立ててくれる。だまってたら全額アウトだったのが、半分でも戻ってくるのなら大助かりだ。
もちろん非合法なことをやるリスクがあるので少額では動いてくれない。
会社経営上動く金額レベルでないと相手もしてくれないけど、真面目に働いてきた人がだまされる世の中で唯一残された抵抗方法だと思えばヤクザも必要な「悪」なのだ。
とさ。
ヤクザの取り立てビジネスは資本主義社会にとっては、資本主義社会だからこそ付属する悪に唯一抵抗できる手段だけに彼らの存在に意義があるんだって。
喧嘩が弱くて強い奴にいじめられてばかりで親の金まで盗まされる羽目になったいじめられっ子が先生や周りの大人たちからも見放されたときに拳銃を持たせることは「絶対悪だとは言い切れない」のではないだろうか?(殺すんじゃなく脅しとして)みたいな。

ベルギーの写真家Anton Kusters3


それに潔癖症的にヤクザの存在を抹消したらヤクザの存在を完全に無くすことは=また計画倒産・詐欺などの別の悪を生き延び・繁栄させることにつながる。

必要悪とは裏返して斜めから見れば「人間社会=人間そのものに最初から備わっているものの一つに過ぎず」それ自体は実は悪でも正義でもなくただの特徴でしかない とも言えるんじゃないだろうか?
正邪の二分論ほど人間に対して不正確な描写方法ってないもんだと思うが、必要悪ってのは正確に言えば世の中には悪も必要だといってるわけだと思う。

ただし、ヤクザは頭が良いくせに性格が悪い奴らがなるもんだから、そうやって一度頼むと今度は仕掛けてくるから気をつけろ!

ベルギーの写真家Anton Kusters2


Anton Kustersの写真が少し見れますが、めっちゃっ怖格好いいです
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どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
自主映画デサエアレバ傑作モ駄作モ大好ゥキデ~ス。

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