自主映画まみれ!

自主映画(特に個人映画)という特殊で奇妙でへんてこりんでとてつもなく面白い世界の紹介や批評や悪口や日々のくだらないどうでもいいことを脈絡無くつづったブログ。ただいまブログだと怖いけど会ってみたら割といい人じゃん♪キャンペーン実施中(落とし所不明)

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SUPER B-DASHの4回目のお知らせと勧誘

Category: 自主映画雑感  
次のSUPER B-DASHは11月8日(土曜日だ)!
毎月一回、自主映画の古今東西名作傑作ばかりを集めたインディーズの名画座、名づけてSUPER B-DASHの4回目のお知らせおよび勧誘です。
今回も様々なベクトルで上映コンペや映画祭招待された作品をラインナップしました。

●日にち:11月8日(土曜日)
●時 間:午後6時より~9時ぐらいまで
●場 所:BABACHOPシアター (新宿区下落合1-7-11 栄新ビル1F)
     http://babachop.net/
●入場料:1000円ポッキリ
●上映作品
 ◎森のボンジュール・恋は致命傷/水戸英樹(21分)
 ◎お散歩/松田彰(30分)
 ◎心霊スポット・世界初保健体育BAR/高岡晃太郎(計40分)
 ◎ハズしちまった日/飯野歩(45分)


あ、あと繰り返しますが
11月8日は土曜日ですよ!

以下、作品紹介
個々の作品についてここで私が述べているのは、私の未熟な分析に寄るものなので、必ずしも正しいわけではないどころか作者の意図とは全く異なる場合があります(♪)。
 
●森のボンジュール・恋は致命傷/水戸英樹(21分)
PFFアワードグランプリ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞後「ホームシック」でベルリン国際映画祭招待他。篠原哲雄監督に師事し、現在も俳優業と並行して監督活動を続ける。
koihatimeisyou

 私がこの作者に感じていて,もっとも好きな部分である『お上品な残酷』 さを というところでしょうか?
 もちろん、他にももっと色々特徴があるけれどやっぱり捻りとかオチとかアイデアとかはセレブでも読める残酷物のショートショートというタッチが独特だと思います。
 例えば、「恋は致命傷」の設定である彼女が愛した人間は次々と死ぬ・・・・・・。なんてのはどう考えても普通グロかホラーなんですが、タッチとか雰囲気にはそんな感じは微塵もなく、PTAの怒りを買わない上手さがあります。
 でも、オチは残酷です。
 ゾッとしながら、案外「それって、ひょっとして皆そうなんじゃない?」なんて思います。

 『森のボンジュール』で描かれる、ちょっとイカれたTVレポーターの怪奇現象(森に住む怪物UMA)を追うルポという舞台ですが、何と言っても怖いのは登場人物の一人であるディレクター。
 きっついキャラのレポーターもおかしいけど、このディレクターが本当にいそうなんで怖い。

●お散歩/松田彰(49分)
第6回TAMA NEW WAVEコンペティション グランプリ、ベストキャラクター賞。
(米)バークレー映画祭「Grand Festival Award」受賞、(米)SoCal Film Festivalにて「Fourth Place Feature Film」受賞、他

osanpo

とある夏の日。男が女の家を訪ねる。一週間ぶりに会う二人は散歩に出かけた。夏の日差しを受け歩く二人。いつまでも続く他愛ない会話。とりとめの無い話。近くて遠い微妙な距離感。彼女は本当はどう思っているのか、彼は知りたい。でも、どうしていいか分からない・・・・。

男女の間の感情を描く舞台としては、亡国のスパイ合戦のさなかやキリストの遺物や戦場や犯罪の現場はふさわしくない。
なぜなら僕たちはスパイでも兵士でも冒険家でもないから。そういうわけかどうかは分かりませんが、おそらく普通の生活をしている封通の人にとってもっとも男女間の感情を描くにふさわしい場とはもっとも普通の何も無い場面でこそ実は浮かび上がるのかもしれません。たとえば『散歩』しかしてなくても。
ごくごく普通の二人の間の感情の動きは決して相手には見えないし伝わらない。
心のどこかにすれ違いの部分を残しつつ見えないことを言い訳に妥協しあう。
そんなあやふやで際どくて便利で優しいひと時のシチュエーションを味わう作品です。
ある意味双方の食い違いをさらけ出したことでこの作品は見た目の優しさとは裏腹のちょっとした怖さを描いちゃってるかもしれないことにセレクターの僕は、共感と反感というこれまた相反する両方の感情を持ってお勧めします。

●心霊スポット・世界初保健体育BAR/高岡晃太郎(計40分)
2000年バカンヌ映画祭グランプリ 。ひろしま映像展 企画脚本賞。
sinnreisupotto


待ちの一角にある小さな神社は心霊スポットとしてその方面では少しだけ有名だった。
そこにいくと交通事故で死んだ男の血まみれの幽霊に会えるということで。
そんなある日、その幽霊に会うために訪れたかつての後輩は、その幽霊が近所の悪がきに苛められているのを見たw。
悩んで苦しんで楽しんで笑って親切で・・・・生きてる人より生き生きとした感情豊かな幽霊の交流劇。

バカ映画というジャンルがある。きっちりとした定義はありませんが、言ってみればギャグ映画のなかでも、もっと極端に外れた方にいるという言い方ポピュラーかもしれません。
しかし、その中でも単に『アイデアで笑わせる映像を小道具に使ったお笑い芸』か『映画』かは分けることが出来る。
その時に高岡は『映画』にキッチリと分類されると思います。
100年の歴史の中で作られた映像の技法と文法をフルに使い、あるいはフルに悪用して作られていることに逆にまだ映像の文法は固定されていないのではないか?という不安すら感じます。何から何まであまりに自由自在なので、時にはついて来れない人も居て、彼の実家では父が作品を見て激怒したと言う・・・・・・。
 そういうわけかどうか知りませんが彼への評価はバカ映画の人よりもアート系の人の方が高いようです。バカアート映画?

●ハズしちまった日/飯野歩(45分)
第2回TAMA NEW WAVE 「特別賞」&「男優賞(ビデオ部門)」 受賞。2回宝塚映画祭<第2回映像コンクール> 「グランプリ」&「市民賞」 ダブル受賞 ほか。
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その朝、サラリーマンのナカジマは、中学時代の友人キクチと再会した。立派な(?)スリになっていたキクチの「一度きりの人生、冒険したほうが楽しいぞ!」という言葉が耳から離れないナカジマ。彼の目の前に、転倒した男のバッグが転がる。ナカジマはそのバッグをひったくって駆け出していた。キクチと共に逃げのびた先で、二人は驚愕する。そのバッグに詰め込まれていたのは三千万の札束だったのだ。小心者の二人の「サイアクの一日」はまだ始まったばかりだった。

強烈なエンターテイメント作品への志向を持つ作者の『個人で作らざるを得ない現実・現場(=自主映画)』で私小説的な作品から逃れるにはどうすればいいのか?どういうことが可能なのか?という一番難しい場へのアプローチに挑み、苦悩して末に出来上がった作品。スリルとサスペンスとアクションという商業映画的要素を自主映画という限られた条件と山ほどある制約の中で見事に結実させた作品の中の一本といえるでしょう。
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テーマ : 自主制作    ジャンル : 映画

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どんぱちの小原です♪

Author:どんぱちの小原です♪
映像草野球トイウ冠ヲツケテ~どんぱちプロダクショント名乗ッテマース。ソシテぇ自分デ映画作ッタリィ、自分デ上映シタリィ、出演シタリィ、他ノ上映会二行ッタリ感想書イタリ悪口言ッタリ アリトアラユル方向カラ自主映画ヲ見テイマ~ス。
自主映画デサエアレバ傑作モ駄作モ大好ゥキデ~ス。

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